こんにちは!みと助(@mitosuke003)です( ^ω^ )
冬の車中泊していますか?
車さえあればできるので、どこでも眠れて手軽に始められるのが魅力です。
これから始める人の中には
車中泊なんて家で寝るのと変わらないでしょ!
寝るところさえフラットにすれば大丈夫!
なんて思ってる方も多いのではないでしょうか?
僕自身、「キャンピングカーを買ったから車中泊は安泰」なんて思っていました。
しかし、冬の車中泊となるとそう簡単にはいきません。
とにかく寒いんです!
キャンピングカーなら快適に眠れると思ったのに…
そんな僕が経験した失敗やそれを糧に必須だと考えるグッズの紹介をしていきます。
この記事を読むとこんなことがわかります。
- 冬車中泊はなぜ寒いのか
- 今まで経験した冬車中泊の失敗談
- 冬車中泊での必須級グッズ
キャンピングカーのみならず、普通車で車中泊をするのにも共通する内容ですので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
冬車中泊の寒さの正体
冬の車中泊はとにかく寒さとの戦いです。
寒いと眠ることが苦行となり、あくる日の運転に悪影響を及ぼしてしまいます。
眠れないのであればそのまま運転した方がマシなんてこともあり得ますよね。
眠たいまま運転するのは危険。
今までの経験から分かった寒さの元を紹介していきます。
①断熱がない
ほぼ鉄の塊である車は、外気温がそのまま反映されてしまいます。
いくら車内はシートやマットレスがあると言っても、冬の寒さの前には無力です。
何も対策していなければ外で眠るのとほぼ変わらないので、大袈裟なぐらいの対策をする必要が出てくるわけです。
②窓
自分にとって一番寒さの影響を受けているのは「窓」だと思います。
現在は家の場合、2枚窓に樹脂サッシは当たり前、お金をかけるなら3枚窓で寒さを防ぐようにしています。
ところが車ではそれができません。
一枚窓による寒さはかなりの物です。
もはや窓が開いてるのかと思うぐらい、冷気が入ってきます…。
ここに対策をしないと快適な睡眠を得るのは難しいと思います。
③底冷え
以前僕はステップワゴンで車中泊をしていました。
3列目のシートをたたんで2列目シートを前に出せばフラットな床で眠れたので便利でした。
ところが冬は底冷えが凄く、背中が冷たくて眠れない!
シートを使っても結局冷たくて眠れないといった経験をしました。
ちなみにキャンピングカーでも底冷えはあるので、これにも対策が必要です。
冬車中泊の失敗談
自分の場合、失敗した原因は寒さを甘く見ていることでした。
眠り方を確立するまでたくさん失敗しました(笑)
そんな僕が失敗した事例をいくつか紹介します。
シュラフ(寝袋)のみで寝ようとする
僕はキャンプをするので、冬用のシュラフを持っています。
モンベルのバロウバック#1というもので、-5℃までは快適に使用できるという代物です。
出典:モンベルオンラインショップ
ところが、これでも寒くて眠れませんでした。
一旦寝たとしても、目が覚めると足が冷たく二度寝できません。
足元にホッカイロを入れるなどしてみましたが、結果は変わりませんでした。
そこそこいい寝袋を使用しても、それだけでは寒さ対策が不十分であることを悟りました…。
カーテンへの過信
先にお伝えしておきますが、決してカーテンがいけないというわけではありません!
カーテンだけでは寒さ対策は不十分であるということです。
ウチは普通車からキャンピングカーになった過程で、車内のカーテンを獲得しました。
これで日光と寒さから守ってもらえるぜ!
なんて思ったわけです。
ところが実際寝てみると、窓とカーテンのすき間から冷気がガンガン漏れてきます。
窓とカーテンのすき間なんてほんの数センチなんですが、それが致命的なようです。
考えてみれば気体なんて少しのすき間から入りたい放題ですよね…。
結果、冷たい空気がどんどん下に溜まっていって底冷えにもつながってくるんです。
個人的には、この窓から入ってくる冷気への対策を後回しにしたのでいつまでも寒さと戦う羽目になりました。
レザーシートにする
キャンピングカーを買った際、汚れが取りやすいのではないかという理由でレザーシートにしました。
好きな色をチョイスできるのもレザーシートの魅力です。
ガチャピンみたいな色で気に入っているのですが、このレザーシートがとても冷たいのです!
冬用の暖かいシーツを引いた程度では、冷たさがシーツを貫通してきます。
寝返りを打とうものなら、フレッシュな冷たさが直に体に響きます…。
夏は夏で通気性が悪く寝汗の原因になります。
レザーシートのメリットもありますが、寝ることに関してはどうしてもデメリットの方が大きくなってしまいます。
車中泊を視野に入れて車を購入される方は、シートの生地も考慮することをオススメします。
見た目重視だと、使用してから後悔することあり。
快適に車中泊するための対策
色々述べてきましたが、
じゃあ、どうすれば快適な車中泊ができるの?
この疑問への答えはシンプルです。
「冬車中泊の寒さの正体」に出てきた「窓」と「底冷え」への対策をすることでかなり快適に眠ることができます。
また、「断熱」については根本的な対策ではありませんが、空間を暖めることや暖かい飲み物を飲むが重要であると思います。
これらはグッズを購入することでおおむね解決することができます!
冬車中泊での必須級グッズ
ここからは我が家が購入して明らかに効果があった、もう使わずにはいられないものをご紹介します。
①シェード
窓の寒さ対策はシェードで解決できます。
夏の日差しを防ぎ、車内の暑さ対策になるシェードは冬も最強です。
Amazonなどで多くの車種に合うよう様々なシェードが販売されているので、比較的手に入れやすいアイテムだと思います。
吸盤などで貼り付ければ、窓からの冷気を見事に防いでくれます。
ただ冬季は結露が凄いことになるので、水分に弱いような素材を使用しているものはすぐに駄目になってしまうかもしれません。
比較的高価なもので品質が良いものを用意したほうが、結果的に安く済むようなこともあるかと思います。
シェードは本当に必需品だと考えています。
快適な睡眠を得るためにもケチってはいけないところですよ!
②マットレス
底冷え対策にはマットレスをオススメします。
かさばって荷物になりがちですが、寝心地も考えると可能な限り厚みがあるものがいいです。
この辺は持っている車の大きさや他の荷物にも影響する部分なので慎重に選びたいですよね!
我が家は比較的多く荷物を載せられるので、厚みが4㎝・三つ折りで収納するものを使用しています。
夫婦2人のマットレス収納時の様子。
これに冬用の暖かいシーツを敷き、お布団をかければ完璧です。
マットレス+冬用シーツのコンビは必須。
③電気毛布+ポータブル電源
ステップワゴン時代に救世主だったのが電気毛布です!
どんなに寒い中でも確実に暖めてくれる神のような存在でした。
ただ、電気を使用するので電源が必須。
そうなるとポータブル電源が必要となります。
我が家のポタ電。型は古いですがまだまだ現役。
現在ポータブル電源は電気屋さんでも購入できるほど一般にも普及しています。
電気毛布はもちろん、スマホなどの充電やお湯を沸かすことも出来ます。
災害時にも役立ちますよね。
やや高額なのが難点ですが、1台持っておくと車中泊以外にも役に立つ機会はあると思うので、経済力に合わせたものを購入するのも良いのではないでしょうか。
なお、電気毛布は非常に省エネなのでさほど容量は大きくなくても一晩ぐらいなら楽々使用できますよ!
湯たんぽやホッカイロも同じように役立ちます。
④FFヒーター
最後に紹介するのはFFヒーターです。
FFヒーターのFFとは、「Forced draught balanced Flue systems(強制給排気式)」を略したものであり、換気をおこなうヒーターを意味します。ヒーター自体が換気をおこなうため車内の換気を気にする必要がなく、燃費の良いヒーターとして人気です。
https://www.goo-net.com/magazine/より引用
もはやキャンピングカーには標準装備ともいえるほど普及しているFFヒーターですが、自分で取り付けようと思うと相当難しいと思われます。
敷居は高いですが、冬の車中泊において最強のアイテムでもあります。
出典:https://camphack.nap-camp.com/2171
車内が乾燥しやすくなるものの、換気の必要がなく眠っている時につけていても大丈夫。
(大雪でFFヒーターの換気口が詰まりそうなときは別です。)
冬にエンジンをかけないで車内を25度以上に保つことも出来ます。
キャンピングカーの場合は必ず装着、自力で装着できる技術がある場合も強くオススメしたいものになります。
まとめ
- 冬車中泊は断熱性が無いため、ほぼ外気温ぐらいの寒さになってしまう
- 寒さ対策はケチらないで、大袈裟なぐらい準備するとちょうどいい
- エンジンを止めても電源を使える装備があると心強い
僕は長野県やその周辺で車中泊するため、割と寒冷な環境で一晩過ごすことが多いです。
地域によっては対策が変わることもあるかと思います。
段ボールで寒さ対策していることもありました(笑)
それでも想定以上の寒さの時に装備が揃っていないと「耐える」という選択肢しかなくなり、眠ることが苦行になってしまうことがあります。
これは身体にも心にも悪影響を及ぼすので避けたいところです。
車中泊ってどこでも眠れて秘密基地感があって楽しいんですよね!
車の中で楽しく快適に過ごせれば、近所や庭でも非日常感が味わえて充実するんです。
今回の記事で参考になった部分があれば活用していただき、快適な冬の車中泊ライフを送ってもらえたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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