こんにちは( ^ω^ )みと助です。
かなりの猛暑でなかなか海まで行くことができず、渓流釣りに通っています。
今シーズンから始めた「ちょうちんテンカラ(1メートルもないラインに毛針をつけるだけの釣り)」も悪戦苦闘しながら、徐々にコツが分かり始めています。
慣れてきたことで、やはりルアー釣りにはない強みにも気づき始めました。
やっといい魚にも出会うことができたので、その辺の経過報告をさせていただきます。
ちょうちんテンカラの真価を発揮!
こういう釣りをしたいから始めたんだ!!
上田市近郊の上小漁協圏域にはいい川がたくさんあり、イワナ・ヤマメを中心に楽しむことができます。
そんな中、僕は上流域で綺麗なイワナを釣ることを好んで通っています。
そして上流に行けば渓が細くなり、それこそ跨いで渡れてしまうような所もあります。
そんなところでも、確かにイワナは生息しており、どうにか釣れないものかと考えた時、「ちょうちんテンカラ」を始め、今に至ります。
テンカラ歴2か月。ド素人です。
ヘタクソでも通わなくちゃ上手くならん!ってなことで今回行ったのはこんなところ。
まあ!細っこい川だこと!
いわゆる、藪沢といった感じの川です。
石めくって網で獲った方が早いんじゃないかという場所。
まさしくこういった所で釣りたいから始めたちょうちんテンカラ。真価が問われるときです。
魚が居そうな弛みだけに狙いを絞り、手返しよく釣り上がります。
この手返しのよさ、小さなポイントも丁寧に攻められる効率の良さはこの釣りの強みです。
そして、結構簡単に答えが返ってきます。
割と可愛らしいサイズが次々に、時に18センチぐらいのまあまあのイワナが上がります。
やはり、上流域だけあってどの個体も非常に美しいです(●´ω`●)
細い川だと他の釣り人は立ち入らないのか、アクセスしやすい場所でも魚がスレた感じもしません。そういう場所で釣れるのもちょうちんテンカラの強みかもしれません。
上のまあまあのイワナはある程度深みのある場所でかかりました。
いかにもという場所はいいサイズ、こんなとこにいるかな?ってところは可愛いサイズがでます。
大きい個体がいい場所を陣取るのはどの川でも変わらないようです。
結構釣れるちょうちんテンカラ。
難しいのはアワセ。
ここまで順調に釣れているように見せかけていますが、実は多くの魚も逃がしています…。
というか、出てきた魚の半分も上げられていません(/o\)
何が原因かと言えば「アワセ」がうまくいかないことなんです。
毛針は水面に浮くか、水面直下を流しています。
ですので魚が食いつくところが一目瞭然。偏光グラスを掛けようものなら手に取るように分かります。
すると、僕のようなせっかちはアドレナリンが出まくって早アワセになってしまいうまく乗せられません。咥えたように見えて、まだ食い込み切れていないのです。
釣れたのは食いついたのが見えない奴らがほとんどです。
対策としては当然タイミングをつかむこと。ですが経験が浅いと難しいです。
勝手に師匠と慕っている人に話を聞くと、テンカラ竿だと柔らかすぎてかけにくいから(師匠はあり得ないほど硬い竿にかなり太いラインらしい)、手元に感触が来た頃にアワセてみたら?とのアドバイス。
魚が食ってるのが見えてるのにアワセないなんて、殺生な…。
しかし!これを課題に修行のつもりで次の釣行に挑みました。
ちょっと掴んだアワセのコツ。
そしてようやく満足の1匹を釣り上げる!
そして迎えた釣行。
この日はキャンプに魚を持って行くために、何としてもいいサイズの魚が欲しかったのです。
絶対に釣らなきゃいけない釣りがここにはある…。
向かった場所はこんなところでした。
前回よりは川幅があり、いかにも釣れそうな場所。
この日は釣り人が多く、初めての場所に望みをかけてきました。
ここでも小さいのは釣れます。でもこの子たちは持ち帰れない…。
大きいのが出ない中、あるポイントでそこそこのイワナが捕食しているのが見えました。
毛針にも反応!が、早アワセの悪癖で逃がす…。自分の未熟さを悔やみます。
反応がなくなったので大きめの毛針に変更。
座って息をひそめ、身体を丸めてなるべく気配を殺して…ポイントに投入。
少し流すと毛針を見失う。でもラインは見逃さない。
ラインが流れと逆に走る。手元に気配は来てないけど、いつもより少し遅らせて…アワセ。
乗った!
思わず「よっしゃ!」と声が出ました。
いつもなら簡単に上がってくるはずが、走る走る。これは今までで一番デカい!
なかなか上がってこない。延べ竿特有の楽しさを久々に味わっています。
慎重に竿を縮めながら寄せます。
少ししゃくれたアゴ・真っ黄色の腹・傷一つない大きな尾びれ。
理想のイワナが釣れました。
ちゃんと計測したら25センチ。デカいとはいいがたいサイズですが、嬉しすぎる1匹でした。
ルアーの時とは違うやり取りの楽しさにしびれました。
またこういうのに、もっと大きいのに出会いたい。
釣り人の欲求は無限大です。
このあとまあまあサイズが釣れましたが、キープ寸前に逃げられる!
やはり最後は締まらないみと助です(笑)
まとめ
ようやく満足のいく魚が釣れました。
水量によって釣果は左右されますが、ハイシーズンと言っても過言ではない今の時期にたくさん釣って研鑽を積みたいものです。
今シーズンが終わる頃にはド素人を脱して、素人レベルぐらいにはなっていたいです(笑)
2018年度渓魚カウンター
6400÷12=533 (7月21日現在)
渓魚カウンターとは年券6400円に対して釣り上げた魚の数で割ることで出される値。
あと2か月、まだまだ釣ってスーパーで売ってるイワナよりは安くしなければ!
テンカラの上達がカギ(*´▽`*)
オマケ
こっそりルアーもやりました。ちっちゃかったー(笑)
鮮度がいいうちにしっかり血抜き・下処理をしたら…
炭火で焼くのが最強!
このグリルが魚を焼くのにも素晴らしく便利なのでいずれ紹介する機会があれば!
コメント
コメント一覧 (2件)
臨場感が伝わる素敵な記事ですね!どんなロッドを使っていますか?もし差し支えなければ教えてください。
匿名さん
コメントありがとうございます!記事について褒めていただき嬉しいです( *´艸`)
ロッドはダイワの雪渓硬調45Mです。
硬い方がちょうちんテンカラには有効だと思います。
ロッドの長さは行かれる川の大きさや状況に合わせてもらえれば良いですが、僕の場合は源流域で木が生い茂っているような場所なので、取り回し重視で短めにしています。