こんにちは( ^ω^ )みと助です。
諏訪市で「鷹を使ってカラスを追い払う」という取り組みが、
試験的に始まったようです。
全国的にカラスには手を焼いている、といった所も多いですよね。
テレビで見ましたが、カラスが逃げる逃げる!
空が黒くなるほど飛び回っていました。
効果をあげればいいですが、根本的に数が減るわけではないので、
「ただの移動」になってしまう可能性もあるのでしょうか。
そこで今日のテーマです!
「捕って食えばいいんじゃね?」
僕のような単細胞が考えそうなことです。
八日堂縁日の名物だったカラス田楽。
当時のお父さんたちのおつまみを今こそ再現する時⁉
上田市民にはなじみ深い信濃国分寺の八日堂縁日。
1月7日の夜に蘇民将来を買いに行く方も多いハズ。
鼻水を垂らしながら長い列に並ぶのはもはや風物詩です。
その八日堂縁日で、昭和30年代までカラスが食べられていたのです。
「カラス田楽」とか「ろうそく焼き」と呼ばれており、
それをつまみにお酒を飲むのだそうです。
形はきりたんぽのようになっています。
いわゆる「つくね」のようなものなのでしょう。
食べたことのある方に話を聞くと、皆さん「美味しい」と言われます。
酒が入ることもあるでしょうが、体が温まるそうです。
もちろん、今は食べることができないので幻の味です。
そこで、カラス被害が絶えない昨今、
被害が減るし美味しいしで一石二鳥なのではないかと考えます!
今こそ復活の時!!
一体どんな味?
カラスにも美味い不味いがある!
気になるのは味ですが、食べるには自分で捕るか誰かからもらう以外にありません。
僕は食べたことがないのですが、インターネットで調べるとレポートが結構あります。
そのまま食べると滅茶苦茶不味いようです!
茨城の一部地域では「刺身で食べる」というものも見つけ、
味うんぬんより身体の心配をしました。
そんなカラス肉ですから、カラス田楽はただカラスミンチを使うわけではないようです。
作り方は諸説ありますが、
ニンニク・山椒・ショウガなど豊富な臭い消しを駆使しています。
他にはおからや豚肉・鶏肉なども入っています。
共通するのは味付けが味噌という点です。
それを串に刺して焼いていきます。
以上で出来上がりなわけですが、味は想像できませんね。
カラスは骨ごとミンチにするとのことで、
余計にどんな味なのかわかりません…。
ちなみにカラスの種類によって美味い不味いがあるそうです。
ハシブトカラスよりハシボソカラスの方が美味しいのだそうですよ!
捕まえた時はクチバシが細いカラスを食べてみて下さい。
以上、ただ書いただけで何の中身もない内容でした(笑)
要するにカラス田楽復活しないかなぁ、という話ですが、
ジビエなどが注目を浴びる中で、カラスも注目されやすいのではないかと思います。
伝統文化の一つとしても一度食す機会があれば嬉しいです!
まとめ
・上田で昔はなじみ深かったカラス田楽。
さすがはなんでも食べる信州人。
コメント
コメント一覧 (2件)
旧豊里村小井田の食習を記録した本(日本の食文化(補遺編)、成城大学民俗学研究所編_1995、p116)に、「烏をろーそく焼きとして商売していた者もあったが最近いなくなった」と書いていたのでびっくり。ググって記事に行き着きました。情報ありがとうございます。この本には、14ページにわたって昭和16年の上田の食事習慣が記録されています。お高い本ですが、図書館にある本なので参考になると思います。
ふくしまゆきおさん
コメントありがとうございます。
僕も調べてみてビックリですが、男性の高齢者に聞くと食べたことある方が多くて更に驚きます(笑)
市内の小学校でも鶏肉などで再現しているところもあるようなので、僕にも分けてほしいものです(*^_^*)
昔の地元の文化に触れることは大事だと思いますので、こういった試みが増えることはいい動きですよね。