岩手県大船渡で大規模な山火事が起きている一方、長野県上田市でも山火事が発生しました。
ロサンゼルスで甚大な被害を及ぼしたことも記憶に新しいところですが、世界規模で大きな山火事が起きていると感じている方も多いのではないでしょうか。
実際に地元で起きてみると強い恐怖を覚えます。
普段は上田市の情報を発信している当ブログですが、
山火事の状況を実際上田市にいる人間が発信することも必要と思い記事にしました。
様子が気になっている方は是非ご一読ください。
山火事の発生時刻と原因
2025年2月28日午後0時14分、「山が燃えている」と近隣住民から上田広域消防本部へ連絡が入りました。
午後18時現在も消火活動が続いています。
出火原因は野焼きが燃え広がったものと報じられています。
消火しようとした男性一人がやけどを負ったという報道も出ています。
火事当日まで上田市では10日連続で乾燥注意報が出ているところでした。
上田市では火事が頻発している
2月に入り上田市では火事が頻発していました。
2025年2月21日には上田市中之条の住宅で火事が起き、男性が一人亡くなっています。
それ以外にも上田市からの防災メールがかなり届いているのが近況です。
大小にかかわらず多くの火事が発生していました。
山火事の発生場所
今回山火事が起きているのは、上田市武石上本入。
美ヶ原の麓の地域にあたり、番所が原スキー場もある地域です。
武石観光センターから美ヶ原へ行かれたことのある方は通ったことがある場所となります。
風向きによっては美ヶ原高原ライブカメラで火事による煙が見えるかもしれません。
煙が来るなら画面左からです。
実際の火事の映像を見てみると比較的民家が近い場所となっているので、これ以上被害が広がらないことを願うばかりです。
自分で撮った写真
仕事帰りに火事の方向を見てみると煙が見えたので、不謹慎とは思いながら写真を撮りました。

時刻は17時過ぎ。
写真は上田市神科地域から撮ったもので、現場までは数10km離れている場所です。
小高い場所からははっきりと煙が見えていました。
かなり広範囲から煙が上がっているようです。
28日中の鎮火は叶わず
28日午後19時33分、上田市から防災メールが届きました。
内容は「鎮火に至っておらず、明朝から引き続き消火活動を行います。」
というものでした。
残念ながら当日中の鎮火は叶いませんでした。
まとめ
- 上田市で山火事発生。場所は上田市武石上本入
- 出火原因は野焼き
- 火事は3月1日も消火作業が続く予定
以上現在分かっている情報となります。
今後も様子を注視して発信できる情報があれば記事にしていきたいと思います。
できれば早く消火されて続報を出す必要がないことを願うばかりです。
追記:3月2日鎮圧速報
2月28日昼の発生から3日後の3月2日(日)、11時42分上田市からメールが来ました。
「11時20分山火事を鎮圧しました。」という内容でした。
土曜・日曜もヘリコプターの音が鳴り響き、多くの方々が鎮圧に向けて尽力して下さったおかげです。
3月3日(月)の朝は久々に雨が降っています。
鎮火に向けた助力になればよいのですが。
消火ヘリが使っていた水はどこから?
単純な疑問としてどこから水が運ばれていたのかというものがあります。
うわさで聞く限りだと内村ダムから運んでいたとのことでした。
内村ダムは鹿教湯温泉から松本方面に少し向かった所にあります。
山火事が発生した上田市武石上本入から山1つ超えたところに位置しているので、ヘリコプターなら比較的早く到着できたのではないかと推察します。
水源が割と近くにあったのは消火を早めた大きな要因となったのではないでしょうか。
追記:3月3日鎮火
3月3日(月)10時45分、念願のメールが上田市より届きました。
ようやく鎮火したそうです。
初日以降、けが人の情報もなく無事消火に至った事、本当に良かったと思います。
消火に当たってくださった皆様、本当にありがとうございました。
再まとめ
- 発生から3日後に鎮圧
- 発生から4日後鎮火
- 新たな被害者や人家への被害はなし
最初に高齢男性がやけどを負ってしまった以降、新たな被害がなく消火されたことは不幸中の幸いでした。
鎮火から一夜明けた3月3日は久しぶりの雨が降っています。
しばらくは火事が起きにくい環境になるでしょうか。
身近で大規模な火事が起きたことで、不安や恐怖感がかなり強くなることを覚えました。
今日以降地元だけでなく日本中で大規模な火事が起きないことを願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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