腸閉塞闘病記 ②:腹腔鏡下腸閉塞術のリスク説明と手術前に何をやるのか。(うえだんじょん番外編)

こんにちは( ^ω^ )みと助です。

普段は長野県上田市と近郊の魅力を紹介しているブログ【うえだんじょん】ですが、

平成30年1月10日に僕自身が、腹腔鏡下腸閉塞手術を受けることになったので、

そのことについて記していこう思います。

本来のブログの内容から逸脱してしまいますが、

同じ苦しみを持ちながら生活している人に、少しでも参考にしてもらえればと思い記していきます。

(腸閉塞闘病記①:腸閉塞になった原因と手術適応となった理由。はコチラ)

 

 

手術前日のため入院中です。

普通の個室を希望したのですが、空いていなかったため特別室に入院となりました!

なぜか病院にて富裕層になった気分を味わっています(笑)

 

 

今回は手術前に受けた説明についてや、手術までに何をするかといった内容になっています。

受診時に払った金額についても載せていきます。

 

 

 

手術についての説明。

思わぬ事態に困惑も最後は希望通り。

「ゴム手袋を装着する若い医師ゴム手袋を装着する若い医師」[モデル:マイケルリュー]のフリー写真素材を拡大

前回、地域で一番大きなA病院からB病院に紹介してもらったと書きました。

その理由の一つが、病院のホームページに「腹腔鏡下腸閉塞術の実績がある」と書いてあったからです。

実際A病院では、あまり腹腔鏡での施術されていないとのことで、なるべく実績がある病院を選んだ方がいいと言われました。そこでB病院を希望したという経緯があります。

 

 

もし、腸閉塞の手術を受けることを検討しているようであれば、お住まいの地域の病院ホームページを見て実績を確認しておくといいですよ。

また、内視鏡での手術を希望する場合は「日本内視鏡外科学会」のホームページで技術認定取得者一覧が見られます(参考:日本内視鏡外科学会HP)。

 

 

さて、僕が腹腔鏡手術を希望したのは腸閉塞の再発リスクが抑えられるというのをインターネット上で見たからです。もちろん再発の可能性は0ではないのですが、なるべく可能性を下げたいのが本音です。

 

 

そこで、腹腔鏡手術の希望をもってB病院外科外来に行きました。しかし、1回目の受診では開腹手術になるかもと言われました。そういわれた理由は覚えてないのですみません…。

ただ、「腹腔鏡で行っても癒着はある」「腹腔鏡で行った場合、拡大して細かく見られるがブラインド(死角)ができて、取り残しができてしまうかもしれない」等の説明を受けました。

最も印象に残ったのは「内視鏡手術は魔法のようなものではない」という言葉です。これは医学書にも書かれている言葉だそうです。勝手に都合のいいような幻想を描いてしまってはいけませんね。

 

 

このまま開腹手術になっても仕方ないか…とあきらめながら2回目の外科外来に行くと、最終的に腹腔鏡で施術してもらえる運びとなりました。希望通りになって一安心。

 

 

手術時間は、癒着が軽度なら1時間程度で終わることもあり、複雑なら5時間以上もあり得ると説明されました。また、腹腔鏡では困難と判断された場合は開腹手術に移行する可能性もあるようです。

僕の場合もどうなるかは未知数です。手術結果はまた次回報告します。

 

 

 

手術前の検査や準備について。

「ストレッチ中に考え事をするトレーニーストレッチ中に考え事をするトレーニー」[モデル:大川竜弥]のフリー写真素材を拡大

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目次

入院前

1回目の外来で手術が決定しましたので、その日のうちに検査を行いました。

内容は、血液検査・心電図・レントゲン・肺の検査でした。

 

一つずつ振り返ると、血液検査は6本分採血したので、結構長いです。心電図は健診と変わりなし。レントゲンは立位・仰臥位で2枚ずつ撮っています。

肺の検査が結構きつかったです。もう吐けないのに「まだいける!」吸えないのに「もう少し!」。久しぶりに体育会系のノリで楽しかったです(笑)

 

初回の受診はここまで。初診ということもあり1万円弱の支払いでした。

 

 

2回目の外来は一週間後。麻酔科の受診がありました。そちらでは問診と全身麻酔の説明・同意書の記入。

その後は外科を受診し、執刀医から検査結果の説明と手術内容の説明・手術日の決定などをしました。

この時の支払いは440円。あとは入院日を待つばかりとなりました。

それと、トライボールを(強制)購入しています。

 

コチラがトライボール。3600円。パソコンで撮ったので荒々しくてすみません。

 

呼吸練習器になります。ホースの先を加えて息を吸うことで中の玉が持ち上がります。思いっきり吸えばいいというものでもなく、左端の玉だけ持ち上げたり、左端と真ん中を持ち上げるようにするなど調整しながら吸います。手術後の呼吸にかかわってきますので、時々練習するように指導を受けました。入院中も練習します。

 

 

補足になりますが、手術部位の特定については診療所で事前に撮ったCT画像を参考にするようです。そのため、事前検査に該当項目はありません。病院によってはバリウムを使用したり、大腸カメラを使用するなど様々な方法があるようです。

 

 

入院後(手術前日・手術直前)

あらかたの検査を終えていますので、入院は手術前日の10時からでした。

手術前日やることは「へその掃除」と「入浴」のみでした。なので、今はかなり自由な時間を過ごしています(笑)

なぜ「へその掃除」なのかと言いますと、腹腔鏡をへそから入れるためです。オリーブオイルをつかって掃除するので腹部はベタベタ。オリーブオイルを落とすために入浴します。入浴後は血栓予防の弾性ストッキングを着用しています。

 

食事は夕飯まで出ます。ただし、消化にいいものということで、主食はお粥です。副菜は常食。

21時からは基本的に飲食禁止となります。

 

手術当日、朝7時に点滴がスタートします。それとレシカル座薬を入れ、排便を促します。

事前説明では、手術前に行うのは以上のようです。あとは手術を待つばかりとなります。

 

 

気になる入院期間について看護師さんに聞いてみましたが、人それぞれなのでなんとも言えないとのこと。2週間程度といわれています。入浴も術後4・5日経ってからと言われ、もっと早いかと思っていたの僕はちょっと残念です。実際どの程度になるかはまた報告します。

 

 

 

まとめ

・内視鏡手術は万能でないことを理解していないといけない。

・先入観や独自の考えを持ちこむと後々ショックを受けてしまう。(僕の場合は入院期間)

・住んでる地域の病院について調べて、自分が納得するところを探しておくといいかも。

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