長和町「不動滝」。滝が見えると同時に届く水しぶき。車から少し歩けばたどり着く雄大な滝。

こんにちは( ^ω^ )みと助です。

 

 

日本列島が猛烈な暑さに襲われていますが、上田市も例外ではなく、連日35℃を超える異常事態となっています。

夏暑く冬寒いという悪癖を発揮してしまっている上田市です。(日本最低気温を記録!上田市の気温について調べてみた。参照)

カラッとしているから生活するにはいいところなんですが、気温だけ見れば命に係わるほどです。

 

 

そんなことで、上田市から一時間以内で行ける意外と知られていない長和町の「不動滝」をご紹介します。

なかなか癖のある道、獣が出る山道の先に雄大な滝がお目見えします。

マイナスイオンを浴びながら涼をとることができる絶好の場所となっていますよ!

 

 

 

長和町「不動滝」。

まずはアクセス。立派な看板も、知らぬ間にスルーしているかも?

不動滝は白樺湖に向かう道の途中を左折していきます。

卵かけご飯が美味しい「たまご屋」さんの先「大和橋」の信号機を左に行き152号線に入ります。

あとは目印の看板を左折してもらうしかありません(笑)

 

帰り道に撮ったので152号走っているときの見え方とは違います…。

 

大きい看板ですので、左側を見ながら走れば見つかるかと思います。

「大和橋」の信号機から10分も走らないうちに見えますよ!

看板が見えたら鋭角に曲がり、ひたすらまっすぐ行きます。道幅の狭い農道になっていますので、地元の方の妨げにならないように行きましょうね( ^ω^ )

 

 

さて、無事に看板を曲がり進んでいくと癖が強い道が出現します。

 

 

 

進んでいいのか?いいんです!

駐車場までは舗装されてるのに癖が強い!

新車・高級車・車高が高いのはやめといた方がいいかも…

看板を曲がりまっすぐ進むと、最初にして最大の難関が出てきます。

 

え…行き止まり…?

 

ゲートの登場。

これ、行き止まりじゃなんです。道の駅の観光案内所で確認済みです。

長和町は動物対策で山中にネットが張り巡らされていますので、道路のところはゲートになっています。

では失礼して、ゲートを…

 

 

パカっとな。

真ん中の栓を抜けば開きます。

これは動物対策ですので、車を通したら必ず閉めましょう。

ゲートを閉めたら先に進みます。

 

ゲート超えてすぐ。駐車場までは2㎞ほど。

 

ここからは獣の領土になります。クマ注意の張り紙がゲートにありましたが、冬にはイノシシの足跡もたくさん見かけました。駐車場からは数百メートル歩きますし、それなりの準備が必要ですよ!

 

 

道路自体は舗装されていますが、あまり車通りがないため、ところどころ草が生えています。

それに木がもたれているようなところもあります。

 

 

ここ以外も竹が傾いたようなところもあります。

あまり車高がある車はやめた方がいいです。

 

 

ちなみに冬から春にかけては崖崩れのため通行止めでした。もちろん解消されていたから着いたわけですが、落石がある場所でもあります。そういったリスクもあることを考慮していてください。

 

 

そんな道を進んでいくと駐車場へ到着です!

 

 

この奥に車を停めるスペースがあります。

ここから先は歩きで滝を目指しますよ!

 

 

 

駐車場からは600mの道のり。

さほど大変でない道を行けば到着。

昔は修業にも使われたと言われる不動滝。

駐車場からは看板を頼りに、1本道を歩いていきます。

 

 

今の時期(7月)は虫も多いので、虫対策も怠りなきよう。

不動滝までは軽装でも行けます。しかし、何度も言うようですが、クマが出る場所です。そちらの対策も忘れないでくださいね!

 

 

歩き始めは、大きく2回カーブする道です。すると、また広場になります。

 

もう150mあるいたのか。

 

頑張ればこの広場まで車で来られるようです。

ですが、間違いなく車が木で擦れますので、傷ついてもいい車じゃない限り下の駐車所に置くのが無難です。

 

 

のこり450m!張り切って歩きます。

ここからはカーブはなく、いくつかのアップダウンを超えていきます。

すると景色が一変。大きな岩肌が現れました。

 

 

高い。大きいひび割れ。

仏岩(長和町の仏岩(ほとけいわ)登山。頂上で神の化身発見!?困難な道のりの先に待ち受ける景色は神々しささえ感じさせる。参照)もそうでしたが、長和町の山は岩盤が多いのでしょう。

そのスケールに息を飲みます。ここまで急ぎ足で来ましたが、思わず足を止めて見入ってしまいました。

と、同時にこの辺の落石の多さにも合点がいきました(笑)

 

 

ここまでくると滝はすぐそこ。すでに大きな水音が聞こえています。

少し歩けば「不動滝」が姿を見せてくれます。

 

この、遠くから見える場所が一番好きな風景。

 

個人的には1年ぶりの不動滝。

あいかわらずの姿に安心と感動です。

大雨から1週間、水量は多め。この距離でも水滴が届きます。

 

 

マイナスイオン爆弾を喰らっています。

 

落差14m。幅の広い姿が、高さ以上の雄大さを感じさせます。

滝の正面辺りには、これまたいい感じの東屋がありますので、休みながら滝を眺めるのもいいですね。

 

 

こんなに癒される場所はなかなかありません。

聞こえるのは壮大な滝の音のみ。

精神を集中させるにはもってこいで、荘厳な姿も相まって修行に使われた理由もよく分かります。

もうちょい近くで写真を撮ってみよう。

 

 

この辺では水しぶきだけじゃなく風圧が。

 

 

ここら辺まで来ちゃうとプチ滝行です(笑)もはや癒されない。

こんな滝に打たれたら首の骨が折れそうだ!

しばし眺め、しばし一人ではしゃいで帰路につきました。

帰り道は下りですので、急ぎ足で10分ほど。ほどほどの運動になりました。

 

 

 

 

まとめ

長和町「不動滝」は非常に行きやすい場所にあります。

しかし、それだけに油断しないよう、注意をしつこく書かせていただきました。

実際、僕の親が子グマを見かけたので、急いで帰ってきたこともありました。

今回は一人で訪れたので、クマよけにとんでもない独り言をしゃべりながら歩いています(笑)

 

 

とてもいい場所なので、多くの人に味わってほしい!ですが、怖い思いをしたら元も子もないです。

少しの山登りの知識があれば問題なく言えます。

この暑い夏。クーラー以外で涼をとりに「不動滝」いかがですか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 倒木と落石については是非お客さんの安全を考慮して観光協会の方で処理しておいてください。お願いいたします。

  • コメントありがとうございます。
    僕はただの会社員で長和町の観光協会には何の関係もないので、お力にはなれませんが…。
    今度長和方面に行ったら一応観光協会に伝えておきます。
    ちなみに観光協会は長和町の道の駅にありますので、お急ぎでしたらそちらに連絡してみてください。

    不動の滝までの道は落石や倒木が非常に起きやすいです。
    大雨や台風のあとは暫く行かないことが賢明かと思いますので、ご配慮ください。

見ていただきありがとうございます!コメントもお気軽にどうぞ!

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次