こんにちは( ^ω^ )みと助です。
わけのわからない進路を辿った台風のおかげで、信州上田は暑さがひと段落しています。
それ以前は1週間以上猛暑日が続く事態となりました。おそらく観測史上初めてなのではないかと思います。(日本最低気温を記録!上田市の気温について調べてみた。)
大変暑い日が続いても、上田市は山に囲まれているので、標高が高いところに行けば暑さもしのげるかと淡い期待を抱き、旧真田町にある「角間渓谷」に行きました。
秘湯で有名な角間温泉もあります。
遊歩道の甘い言葉に騙されて(?)、短いながらも案外過酷な道を歩いてきました。
温泉に入る前にちょっと歩いてみるのもいいかと思いますよ!
角間渓谷へのアクセス。
遠くはないが道は細い。
角間温泉に向かうには菅平方面に向かいます。
真田の道の駅を越えて少し行くと、青看板に「角間温泉」の文字が出てきます。
看板通り右折。
前方の大きな建物「さなだクリニック」の裏側を通っていきます。
暫くまっすぐ進むと角間温泉の旅館「岩屋館」の看板が出てきます。
文字が薄くなっていますがここを右折。
ここを曲がってしまえばあとはずっと直進です。
途中大きな道を横切ります。
ここから先がなかなか細い道になっていますので、通行には注意が必要です。
3kmほど行けば駐車場に到着します。
一番奥まで行くとこのような駐車場がありますので、イイ感じに停めて散策スタートです。
ずいぶんあっさりとした案内になりましたが、看板通りに進んでもらえれば迷わずにたどり着けると思います!
遊歩道散策スタート!
まずは220段の階段を登らねば!!
ここ、角間渓谷は秘湯と猿飛佐助が修行した場所として有名です。
観光地としても(ある程度)有名なため、看板がいくつもあります。
今回は下の看板の「岩屋観音」「猿飛岩」「鞍はずしの岩」「見晴台」を歩く遊歩道を散策していきます。
全部で30分ぐらいの行程でしたが、アップダウンが激しいので、軽い登山気分を味わえます。というか、結構疲れます(笑)
「岩屋観音」までならまだしも、全部の行程を行くならそれなりの装備は必須です。
さて、散策を始めていきます!
で、いきなり試練が出てきます。
階段…だと?
長い階段!もはや手すりが反って見えるほど!
たじろいでしまうかもしれませんが、これを登らないことには始まりません。
少しは体力がないと、ちょっと厳しいかもしれません。
1段15センチほど。
運動だと思って行きましょう!
せっかくなので何段あるのか数えてみました。
1・2・3…簡単に100。
あれ?まだ先が長い。
101・102・103………200。もうちょっと(;´・ω・)
220!(みと助換算)
足が脈打ってるのが分かります(笑)運動不足がたたって僕にはハードな運動となりました。
登りきると、まずは「岩屋観音」がお目見えです。
丸子の岩屋堂(丸子八景に指定されている岩谷堂。参照)もそうですが、こんなところにどうやってこんな精巧な建物を作るのでしょうか。
ブラ〇モリじゃないですが、岩や地層は昔から人を引き付ける魅力があるのでしょうね。
真田丸が全盛期のころ一度ここに来たことがあったのですが、5円玉で六文銭をかたどったお賽銭がありました。今回はありませんでしたが、あのころのような盛り上がりが再び上田に来たら嬉しいなー。
さて、ここだけでも疲れ具合的にはお腹いっぱいですがもう少し足を延ばしていきます!
猿飛佐助修行の地へ。
遊歩道はハード道へ変貌。
お参りも済んで散策再開です。
猿飛佐助が修行したと言われる「猿飛岩」に向かいます。
階段を登ったところにある看板。
やや狭い道で、足元は砂地。滑らないように注意して進みます。
5分ほどで「猿飛岩」には到着します。
ここをピョンピョン飛んでいたのでしょうか?
岩を割ったような形で2つ並んでいます。
筋〇番付の第2ステージ辺りを思い出しながら眺めていました。
案内看板通りなら次は「鞍はずしの岩」なんですがいつの間にやら通り過ぎてしまいました…。写真に収められず残念。
ここを過ぎたあたりから遊歩道がよく分からなくなります(笑)
こんなところや…
もはやこれは道なのか?というところもあります。
遊歩道の看板はあるのですが、「どうやってあそこに行くのが正規のルートなんだ?」という場所が次々に現れます。
大体人が踏み固めたようにはなっているので、ざっくばらんに歩いていきましょう!
そうこうしているうちに「見晴台」の看板が出始めましたよ!
歩き始めてから20分ほどで見晴台が見えてきました。
とうちゃこ~。
一番楽しみにしていた見晴台!
だがしかし!見晴らしが良くない!!
写真を見ていただければお分かりかと思いますが、木々で囲まれてしまっているため見下ろしてもよく見えないのです…。
逆に見上げてみたらいい感じの山が見えましたよ!
なんという山なんでしょうか?
この辺一帯が岩場なのか、頑強な山が見えます。
辺りを見下ろすのではなく、見上げるタイプの見晴台もあるのですね(´ω`*)
あとは帰るだけ。
が、一番道が分かりにくいかも!
見晴台からは駐車場に戻るだけ!
ここからはずっと下り道となります。
でもどの道を行けばいいのか分かりにくかったです。
お?
おや?
あ、看板見っけ!
こんな感じで手探りで道を探していくような感じでした。
足元は踏み固められていますし、迷うことはないと思うのですが、どこを行けばいいのか不安に思われたら引き返すのが無難です。
ところどころ出てくる看板を辿って川沿いの道に出ました。
駐車場方面に200mほど歩いて、ゴールです。
川沿いは涼しげで楽しいです。この日は川が濁っていましたが、魚がいると聞いたことがあります。今度は釣りをしに来てみたいと思います。
まとめ
・上田市街地から30分程度で立派な渓谷に到着。
・220段の階段を登ると、なんともご利益のありそうな建物出現。
・「見晴台」は「見上げ台」。休憩可。
・道に不安を覚えたら引き返すのも良し。
標高1000mの渓谷に涼みにきたり、お手軽に散歩散歩も楽しめます。
まだ暑い夏が続きます。時には家を飛び出て、避暑にいかがでしょうか。
おまけ
角間渓谷の手前にこんなものが。
何に見えるかはご想像におまかせ。
しっかりと手を合わせてきました(笑)
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