こんにちは!みと助(@mitosuke003)です( ^ω^ )
渓流釣りの解禁が近づいてきました。
まだまだ寒い日が続きますが、今年は雪が少ないので釣り場へのエントリーがしやすそうな予感がしています。
毎年雪をかき分けていくのが大変なんですよね。
まだ渓流釣りの本格シーズンではありませんが、一年で最もスレていない魚が釣れる解禁日を楽しみにしている人は多いことと思います。
僕も解禁を楽しみにしている一人ですが、なるべく簡単に釣りを楽しみたいと思っている人間です。
そんな僕が渓流釣りの時に用いている釣法が「ちょうちんテンカラ」というものです。
あまり一般的な釣り方ではないですが、自分が行く場所で効率的に釣りを楽しむため編み出した方法です。
非常に簡単に仕掛けを作ることができ、エサがいらず、手返しよく釣ることができます。
今回の記事を読むと・・・
- ちょうちんテンカラとはどんな釣りか
- ちょうちんテンカラの仕掛けの作り方
- ちょうちんテンカラはどんな場所で有効なのか
こんなことが分かります。
なんとなくハードルが高い気がする渓流釣りが身近に感じられる内容となっています。
これを見て今年は渓流釣りに挑戦しようなんて思ってもらえたら嬉しいです!
ちょうちんテンカラはどんな釣り?
あまり馴染みがないと思われる「ちょうちんテンカラ」。
渓流釣りをする方ならば「ちょうちん釣り」なら聞いたことがあるのではないでしょうか?
「ちょうちん釣り」とは竿の長さよりも極端に道糸を短くした仕掛けを使って釣る釣法です。
竿の先に提灯をぶら下げたように見えることから生まれた呼び名だといわれている。
短い道糸の先にはエサを付けて釣るんだよ!
「ちょうちんテンカラ」とは、いわばそのテンカラバージョン。
半ヒロから1ヒロ程度(75㎝~150㎝)の道糸の先に毛ばりを付ける仕掛けとなります。
メリット
この釣りの一番のメリットは特別な技術が必要なく手軽に釣りができることだと思います。
まず、道糸が短いので、狭い場所をピンポイントで攻めることができます。
狭いポイントでも真上からポトッと落とすだけ。
また手返しがいいので、サクサクと釣り上がることができます。
初めての釣り場でも手返しの良さでちゃっちゃと探って魚の居場所を見つけられます。
手軽と言ってもちゃんと釣れるんです!
暖かい時期なら水面を割って出てくる渓魚を何度も見られて、大興奮の釣りを楽しめます。
厳寒期でも毛ばりを沈めれば釣果を出すことができますよ。
デメリット
デメリットとしては仕掛けの性質上、水深が深かったり川幅が広いところではあまり有用ではありません。
流れが速い場所でも釣りにくい印象です。
また、道糸が短いためか合わせのタイミングが意外とシビアです。
魚が飛び出て、即アワセしてしまうと咥える前に毛ばりが離れてしまいます。
ワンテンポ、ツーテンポ遅らせてアワセるのがコツとなります。
以前渓流釣りに引きずり込もうと思った友達が、アワセの難しさからハマることができませんでした(笑)
独特な釣り方なので、どんな場所でも効果的という訳にはいかないです。
どんな場所で有効な釣り方なのか
場所としては藪沢や源流域など川幅が狭く、ポイントが限られているような場所でものすごく力を発揮する釣りです。
放流魚がいない上流域へ行くほど川幅が狭くなるもの。
そんなところには最適です。
更に源流域では気が覆いかぶさるような場所も珍しくありません。
「あの木が無ければ、いいポイントなのに…。」
なんてところも竿を振り込むことなく仕掛けを落とすことができます。
倒木の真下でも探ることができる!
こんな感じで他の釣り方であれば諦めてしまうような場所であっても、ちょうちんテンカラであれば釣果を出すことができます。
新たなポイント開拓もできるようになると思いますよ!
ちょうちんテンカラを愛用する理由
僕がこの釣りを好むのは源流域での釣りが好きだからです
あまり人が入らない、水が綺麗、天然のイワナを求めていたらどんどん山の上に登るようになっていました。
僕がホームにしている上小漁協圏域の源流域は小川のようになっていきます(笑)
山を登るほど川幅が狭くなり、水深は浅く、魚が居そうなポイントが限られ、木が生い茂るようになりました…。
冬なんてこんなですよ…。
もともと渓流ルアーをやっていましたが、僕の技術ではうまく探ることができず。
どんな釣りをしようかと考えていた時、師匠(と勝手に呼んでいる人)からちょうちんテンカラっぽい釣りのことを聞き出しました。
師匠は毛ばりを作ってくれるのです!
その後自分なりに改良を加え、今の釣り方にたどり着きました。
ちょうちんテンカラ仕掛けの作り方
ここからはちょうちんテンカラ仕掛けの作り方をお伝えします。
仕掛けは非常にシンプルで簡単に作成可能です。
慣れれば10分とかかりません。
用意するもの
仕掛けを作るのに用意するのは、
道糸・目印・毛ばりの3つだけです。
これ以上は何もいりませんので、これほどラクにできる釣りもなかなか無いと思います!
釣り糸は細すぎるものは避けた方がいいです。
僕は0.6か0.8号を使用しています。
ハリスは使いません。
また毛ばりの針は#14か#16です。
主に#14を使用していることが多いです。
実際の仕掛けの作り方
仕掛けの作り方ですが、用意するものを見てもらえば説明の必要が無いかもしれませんね(笑)
チチワを作り、毛ばりを結び、目印を付けるだけです。
道糸は今回解禁日で毛ばりを沈めるため、1ヒロ(1.5m)程度の長さとしました。
糸の長さは釣り場の環境に合わせて仕掛けを作ってください。
場所によっては50㎝程度にしてしまうこともあります。
魚の引きを味わいたい場合は道糸を長めに取るといいかもしれませんが、竿の半分以上の長さを取ることはオススメしません。
仕掛けを操りにくくなって、場を荒らしやすくしてしまうためです。
釣竿に結ぶとこんな感じ
完成した仕掛けを釣竿に結んでみました。
見えにくくてすみません…。
大体こんなイメージで解禁日は挑んでいます。
毛ばりや道糸が凍って釣りにならなくなるので、複数同様の仕掛けを作って持っていけば安心です!
ちなみに釣竿はダイワの雪渓を使っています。
長さは4.2m~4.5mのモノ。
硬調や超硬など硬めの竿の方がちょうちんテンカラには向いていますよ!
まとめ
- ちょうちんテンカラは仕掛けも釣り方もこれ以上ないぐらい簡単でしっかり釣れる
- 源流や木が生い茂っている場所なので特に力を発揮する
- 解禁から終盤まで同じ釣り方で対応可能
今回は僕が普段行っている「ちょうちんテンカラ」の仕掛けづくりを中心に説明させていただきました。
僕は師匠から毛ばりを分けてもらっていますが、市販の毛ばりでも十分釣れます。
自分で毛ばりを作ることができれば尚楽しめるかもしれませんね。
意外と渓流釣りは手軽に始めることができますので(漁券は必要ですが…。)、興味がある方はぜひ参考になさってください。
解禁日はきっと釣れるはず!
いい釣果報告ができるように頑張ってきたいと思います!
去年はボウz・・・
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!いつも更新楽しみにしています。
自分も上田在住なので、みと助さんのブログみて出かけたりしてます!
海釣りと山が好きなのでとても共感!
渓流釣りもやってみましたが、なかなか難しく、、
今回の内容とても参考になりました!
提灯テンカラ今年はやってみたいと思います!
コメントありがとうございます!
上田に住んでいると一番手軽にできるのが渓流釣りになるのかと思います。
ちょうちんテンカラはその中でも手軽でオススメなので是非挑戦されてみて下さい(^^)
コメント励みになります!
どうもありがとうございました!