腸閉塞闘病記 ④:術後3日~退院(術後6日)までの経過報告。(うえだんじょん番外編)

こんにちは( ^ω^ )みと助です。

普段は長野県上田市と近郊の魅力を紹介しているブログ【うえだんじょん】ですが、

平成30年1月10日に僕自身が、腹腔鏡下腸閉塞手術を受けることになったので、

そのことについて記していこう思います。

本来のブログの内容から逸脱してしまいますが、

同じ苦しみを持ちながら生活している人に、少しでも参考にしてもらえればと思い記していきます。

(腸閉塞闘病記①:腸閉塞になった原因と手術適応となった理由。はコチラ)

(腸閉塞闘病記 ②:腹腔鏡下腸閉塞術のリスク説明と手術前に何をやるのか。はコチラ)

(腸閉塞闘病記 ③:腹腔鏡手術を終えてから術後2日目までの経過報告。)

 

 

ようやく退院となりました!(1月9日入院・1月10手術・1月16日退院。)

腸の動きが悪く、やや順調さを欠いての退院でしたが、入院期間は8日間でした。

今回は食事が再開されてから退院までの内容となります。

 

 

 

腸の動きが思わしくないため、食事中止。

心配の種も徐々に解消されていく。(術後4日まで)

術後2日目の昼食から術後3日目の朝食までは中止となりました。この時僕は全くお腹が空くことがなく、食べるとお腹が張ってきて傷が痛むため、中止になったのはありがたいぐらいでした。点滴があれば心配はありません。水分は摂ってもいいとのことで、チョビチョビ飲んでいます。

この間背中の硬膜外麻酔が取れて大分身軽になりました。ただ、そのせいなのか歩いていると痛みが出てきます。それでも医師からの「ともかく歩いて」の指示を忠実に守り、術後2日目は4キロ以上歩きました。

あと、大建中湯が処方となりました。毎食前2包飲むので結構な量です。

 

 

術後3日目の朝、ガスが出たため一安心。

食事の再開は術後3日目の昼食からでした。前と同じく主食3分粥・副食ペースト食からスタートです。まだ下腹部がポッコリしてはいるものの案外食欲はあり、全量摂取。

3分粥食一例。

 

夕方の回診時、それなりに腸が動き始めているとのことでしたが、術後4日目も3分粥食で様子を見るということになりました。この回診後、点滴も取れたのでかなり開放感があったことを覚えています。

 

 

術後4日目、朝少量のお通じがあり、一番の心配が解消されました。お腹に力を入れると痛みがあるのでなかなかスッキリするところまではいきませんが、この日は数回トイレに通っています。

遂にシャワー浴の許可が出たので、数日分の汗を流せました。もちろんお腹はあまり擦ってはいけません。加減が難しそうなのでお腹以外を丁寧に洗いました。

 

 

 

術後5日からは全粥食に。そして退院。

術後5日目の朝から主食全粥・副食常食になりました。まだお腹が張る状態は変わりないので、形態が変わることに楽しみと不安が入り混じります。

 

久々に形があるものを食べました。

 

医師からは「無理しないで調節してね」との指示。一口パクリ。ウマッ!

30分ほどかけて食べきりました。というより美味くて残せませんでした(笑)なんだか生き返ったような感覚です。

夕飯にはなんとハンバーグが!肉なんていつ以来か…感動しながら美味しくいただきました。

 

 

この日からは階段昇降を中心に自主リハビリをしていました。入院したのが4階だったので無理なく歩けます。なるべく動いた方がいいのでは?と焦る気持ちがありましたが、あまり連続で動くと傷が鈍く痛みます。サボらず・焦らず、休みを取りながら何回も歩くのがコツだと思います。

 

 

この日の朝食後の回診で、「そろそろ退院考えましょう」と言われました。初めて出た「退院」の言葉に胸が躍ります(それもあって階段昇降に熱が入りすぎたのですが…)。そして夕方の回診で「今日の夜何事もなければ明日退院できそうですよ」とのこと。

 

 

迎えた術後6日目の朝。あいかわらずお腹がポッコリしているのは気になるものの、バイタルは異常なく、腸の動きは良好。晴れて退院となりました

 

 

 

退院後の諸注意で説明を受けたこと。

まず食生活についてです。

腸が狭くなっていたところは解消されたので一応腸閉塞持ちではなくなりました。

ただ、癒着していた部分は動きが悪いことに変わりはないようです。ですので、少なくとも1か月は暴飲暴食・早食いに注意です。

また、食べてはいけないものはないものの、タケノコのような繊維質の物・餅・こんにゃくなどはよく噛まないと危ないと言われました。これについては誰にでも言えることですが、少なくともこの一か月は避けておこうと思います。

 

 

次は生活面についてです。

入浴について、僕が入院した病院はシャワー浴しかなかったので、湯船に入ることができませんでした。しかし退院後は普段通り入浴可能です。

 

 

運動については適度な運動を継続することが大切です。癒着のメカニズムについては分かっていないことが多いのだそうです。ですが寝てばかりだと腸が動かず、癒着しやすくなってしまうとも言われているようです。30分程度のウォーキング等の運動を続け、腸の運動をしていくことを心がけましょう。

 

 

あとは、なるべく腹圧をかけてはいけないと言われました。具体的には重いものを持つ・お腹に負担がかかるような格好をしないなどです。この点については仕事にかかわる方も居るかと思います。退院後は必ずフォローの受診(僕の場合一週間後)がありますので、その受診でオッケーが出るまでは無理は禁物のスタンスが無難だと思われます。もう少しの間、周りの人に協力を仰ぎましょう。

 

 

仕事の復帰時期については「できそうならいつでもいいよ」とのことでした。ただ、痛みもありますし、体力も大きく低下しています。職場と相談して、これに関しても無理は禁物がよさそうです。

 

 

まとめ

・入院期間は8日間(順調なら一週間以内も可能?)。

・退院後暫くは食生活に注意。暴飲暴食厳禁。

・適度な運動を継続。お腹に負担がかからないよう生活。

・早く仕事に戻らなくちゃ!は少し抑えて。

 やれる範囲で無理は厳禁。

 

 

 

最後に

腸閉塞闘病記ということで体験談を記してまいりました。

新米ブロガーの拙い文章で、「分かりにくい部分」や「肝心な部分が無い」などあるかと思います。

そういった方は遠慮なく質問をお寄せください。基本的に毎日確認するようにしています。

 

 

腸閉塞に悩み・怯え・苦しんで生活している方はたくさんいるかと思います。

僕自身ものすごく悩み、何年か前には「手術しなくちゃいけないのか?」と不安になって泣いたこともありました。

ネットで調べてもイマイチ知りたいような記事がなく悶々とすることもありました。

少なくとも「何もわからない」、といった不安を軽減すべく、今回経験したことを書いてみました。

この腸閉塞闘病記が新たに更新されないよう、日々精進して生活していきたいです。

 

 

もし、手術が決定して不安でこの記事を読んだ方がいたら。

大丈夫です。手術が終わって腸閉塞が解消された生活を思い浮かべましょう。きっと生まれ変わったような人生が待っています。

もし再発したらどうするかって?それはその時。僕は今、そう思っています。再発したらどうしようじゃなく、再発するまでは悩まないで生活できる。これが大事なんです。

 

 

最後はポエムのようになりましたが、これが僕の心からの本心であり、不安な方と直接会っても同じことをお伝えすると思います。

見ていただいた皆様。どうもありがとうございました。

よかったら本編の方もご覧ください。

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